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サッカー
2018年01月18日

サッカースパイク シューレースホール 修理 その2

今回は、天然皮革のシューレースホールの修理について投稿させていただきます。

天然皮革のスパイクは足なじみもよく、ボールを蹴ったときの感覚が好きで、選ばれている方も多いと思います。しかし、どうしても耐久性は人工皮革のスパイクに比べて劣ってしまいます。しかも、価格帯も高めの設定が多いので、できれば長持ちさせたいところです。

*天然皮革のスパイクを長持ちさせるための、お手入れ方法などはまた後日投稿させていただきます。

しっかりとお手入れをしていても破れてしまうことはありますが、シューレースホールが破れてしまうと、本来のホールド感を得られず、思い切ったプレーができなくなってしまいます。だからといって新しいスパイクを購入するのも大変な負担。

「まだポイントはしっかりあるのに…」

「アッパーもそれほど傷んでないのに…」

そんなお客様のお悩みにお答えした一例です。

破れた状態の写真を撮るのを忘れてしまったので、下の写真は加工後ですが、どこを直したかわかりますか?

さらに縫い合わせるだけではなく、アッパー素材の間に補強材を入れ、強度を上げています。いちど破れてしまった箇所は再度破れてしまう確率も高いので、下記のような補強も行いました。

分厚すぎる補強は、せっかくのフィット感や、ボールタッチの感覚を損なってしまうので、できるだけ薄く違和感のないような加工にしています。

こちらをお持ちいただいたお客様には大変満足していただけました。

これからも、大切に履いていただけるととても嬉しいです。


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