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ランニング
2019年10月30日

名古屋NO.1ランニングショップの独り言「ランニングシューズ第4世代」

こんにちは、名古屋市南区にあるスポーツショップ「スポーツスタジアムソブエ 」ランニング担当の山田です

 

ランニングシューズといえば走るためのシューズっちゃ〜そうなんですが

その中でも様々な機能や目的に合わせて、たくさんの種類が発売されています

かつては選択肢も少なく、機能性もデザインも似たようなものばっかりで

あまり選ぶ楽しみというのは無かったのですが

ここ最近はお客様の多様性に合わせて、選択肢も多くて

選ぶのが楽しい時代になってきました

 

そして最近出てきたのが次世代型ランニングシューズ

「第4世代ランニングシューズ」です

 

まずは、ランニングシューズの歴史から辿って参りましょうか

 

ランニングシューズ第1世代「長距離移動のためのシューズ」

(1960年〜1980年頃)

ランニングシューズ黎明期といえば、大河ドラマ「いだてん」でお馴染みの「足袋型シューズ」です

それまでは「運動靴」というカテゴリしかなかった時代に

初めて「ランニングのためのシューズ」というのが登場してきました

この頃に重要視されたのは長距離走る上での足の保護と軽さです

それまでの運動靴に比べて圧倒的に長時間怪我なく走ることが可能になりました

 

そして第2世代は「より科学的に分析されたシューズ」です

(1990年〜2000年頃)

この世代になると足の保護や軽さだけでなく

体重の流れや、反発性など「走ることを助けるシューズ」になります

この世代の登場により、飛躍的にランニングという競技が一般化してきました

現在もなお、この世代シューズを好むランナーさんも数多くいます

 

続いて第3世代は「スタビリティ信仰期です」

(2010年〜2015年頃)

この世代ではよりランニングが解析され、プロネーションという足首の傾きがランニングに影響していることが明らかになりました

それに伴い各メーカーのランニングシューズにスタビリティという機能が搭載されるようになりました

現在も販売されているGT2000やゲルカヤノ が最も繁栄したのもこの頃です

街中でランニング時の足元を撮影するプロネーションチェックなんてのも多く見られました

 

そしてランニングシューズ第4世代「ランニングの多様性」です

(2016年〜)

これまでの様々なシューズの登場を受けて、お客様の成熟という現象が起きてきました

つまり、メーカーのデータよりもお客様の好みが優先される時代です

これまでのランニングシューズの常識が一気に覆され

多種多様なシューズが登場しています

例えばNIKEのヴェイパーフライシリーズは

もっと反発性を。という要望に応えるために生まれました

このシューズの登場で、ランニングシューズは薄くて軽い方がいい。

という常識がバッキバキに壊されました

また、プロネーションという概念も否定され始め

結局あんまり足首サポートしない方がいいんじゃない?という意見も出始めて

いつの間にやらスタビリティという機能も、もはや聞かなくなりました

 

またシューズ素材も大きく見直され、ストレッチ性が高く足にフィットしやすい素材が使用されるようになり

日本時の足型、欧米人の足型、なんて理屈も過去の話になってしまいました

 

このようにランニングシューズの常識は時代とともに変遷し

常に変わっています

 

日本人は変わるのが下手なので

過去の情報に固執し、いつまでも変わらないと勘違いしがちで

新しいものに否定的なんですが

そんなこと言ってると

あっという間に世界に置いていかれます

 

 

あなたもぜひランニングシューズの未来感じてみませんか?


名古屋市南区の大型スポーツ用品店
スポーツスタジアムソブエ

〒457-0048
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