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ランニング
2024年01月15日

サブ4なんて目指さなくていい

こんにちは、名古屋市南区にあるスポーツショップ「スポーツスタジアムソブエ 」ランニング担当の山田です

 

巷では「目標はサブ4!」みたいな文言が立ち並びますが

私は些か違和感を覚えています

 

ランニングは究極の多様性に富んだスポーツですので

サブ4目指そうが、7時間かかろうが

誰にもとやかく言われる筋合いはないのです

 

にも関わらず

ランニングを志す者はやがてサブ4を目指すものだという価値観の押し付けが

とにかく目に余る気がします

 

もちろんサブ4という、わかりやすい境界線を目指すことを否定しているわけでも

努力している人の邪魔をしたいわけでも、水を差したいわけでもありません

 

単に「サブ4を目指さない人はランナーにあらず」というような風潮が

そもそもランニングという競技を無碍にするような

ランニングという趣味を根底から破壊するムーブメントだと思って仕方ないのです

 

ここでランニングの数字の話をします

少し過去の話になりますが2019年のデータで日本のランナーは約1050万人でした

それからコロナ時代となり2022年には約850万人になりました

割合で言えばあれだけの事があったのに2割しか減ってないの?と感じるやもしれませんが

この2割というのは過去15年間業界が一生懸命がんばって、ランニングブームを作り出したことによって

増えた200万人だったのです

 

すなわち850万人という競技人口は15年前の水準で

第1回名古屋ウィメンズマラソンよりも前の水準であるのです

 

またその内容も重要で

ここで減った200万人のほとんどは、サブ4よりも後ろの人たち。

要するにファンランナーと呼ばれる人たちが

ガサッ!っといなくなったと言われています

 

そこで業界は残った定着ランナーに向けて

サブ4だの競技性をアプローチして、より一層マネーを毟り取ろうという魂胆なわけです

 

ここで大事なポイントは

そのサブ4だの、サブ3だののムーブメントは

あくまで売り手が作り出している作られた半ば煽りムーブメントであって

そんなものは個々のランナーにおいては

クソほどどうでもいいという事です

 

先述の通り

ランニングというスポーツは究極の多様性に富んだスポーツで

サブ4だろうが5時間だろうが7時間だろうが

そもそも完走しようがしよまいが

走ろうが歩こうが、ただ立っていようが

何を使おうが何を着ようが、どんなモチベーションで挑もうが

 

他者からどうのこうの言われて、それに迎合するようなスポーツではないという事です

 

俺は俺、私は私だ。

 

という精神で、自分の幸せのために楽しい事を実行すればいいのであって

他者からの煽動に流されなくていいのです

 

そんなことをふと思った2024年の年明けでした

 

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申し訳ないのですが現在ランニングコーナーはほぼ私1人で回しておりますので

お店にいない場合は対応できないです

 

予め山田のスケジュールをご確認いただき(googleカレンダー

メール(info@sobuesport.jp)またはLINEにてご来店予約いただけると

確実にご対応できます

 

お手数おかけいたしますが

よろしくお願いします

 


名古屋市南区の大型スポーツ用品店
スポーツスタジアムソブエ

〒457-0048
愛知県名古屋市南区大磯通5丁目18