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ランニング
2025年01月05日

ランナーは走るのが好き!・・・とは限らない

こんにちは、名古屋市南区にあるスポーツショップ「スポーツスタジアムソブエ 」ランニング担当の山田です

皆様明けましておめでとうございます
年末は富士山女子駅伝、ニューイヤー駅伝、箱根駅伝と駅伝づくしで
何かとマラソン/ランニング業界が俄かに賑わいを見せる時でもあります
今年はアディダスのシューズが多かったとか、○○大学の誰かが何を履いてたとか
そういう話題にも事欠かないですね

こういう流れの一方で、そんなニュースには全く興味を示さない
「正月から一生懸命走って大変だなぁ〜」っていう層がいるのも事実です
なんならそういうタイプの人の方が世の中割合としては圧倒的に多いと思います

ここで大事なのはランニングシューズを提案、販売する仕事において
みんながみんな好きで走ったり、歩いたりしているわけじゃなく
致し方なくそうせざる得ない環境の方もいる。

いや、むしろご来店いただくほとんどのお客様は
”走るはおろか、なるべくなら外に出たくすらない”
と思って接することが大事ということです

ランニングという業界に長く居ると
どうしても走ることに意識が引っ張られてしまい
やれペースがどうとか、フォームがどうとか
サブ4がどうとか、カーボンが、フォアフットが、スタビリティが・・・と
専門的に思考が偏ってしまいがちで
悪い意味での職人気質になってしまいます

ランニングシューズは日本国内で年間2000万足購入されているそうです
に対して日常的に走るというランナーはおよそ840万人というデータもあります

すなわち日本でランニングシューズを買っている約6割は
ランナーではない
ということです

ましてや、840万人の自称ランナーのうちサブ4達成しているのは約25%と言われています

つまりランニングを競技として参加し、上位層と言われ
やたらキラキラしてSNSなど発信しているランナーなんてのはランニングシューズを買っている方の中で10%にしか過ぎないのです

ランナーでない方がランニングシューズを購買する理由は色々あるでしょう
普段履きに、旅行用に、ウォーキング用に、お仕事で、たまたま手に取ったのがランニングシューズだったなどなど

私たちシューズ販売員は、こう言った事実を直視し
そっちの界隈が好きな、一部の人に特化したスキルを持つより
ほぼ興味なく、なんとなくシューズを買っている方に興味を持っていただく努力が必要だと思っています

きっとスポーツが嫌いで、走るのなんて意味わからんって
生涯思い続けている私だからこそ、実はマーケットの多数側であり
名古屋のローカルで、小規模なお店にも関わらず多くのお客様にお越しいただける秘訣なのだと思います

だから私は胸を張って言えます
「スポーツなんて大っ嫌い、だからランニングシューズを履く」

そう胸に刻み今年で17年目に突入します
2025年も何卒皆様のご来店お待ちしております

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